Google「Image FX」の画像スタイルを簡単に解説
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Google「Image FX」の画像スタイルを簡単に解説
目次[非表示]
- 1.記事概要
- 2.Google Image FXとは?
- 3.画像スタイルとは?
- 4.スタイルを用いた画像生成
- 4.1.スタイル設定:なし
- 4.2.スタイル設定:35mm film
- 4.3.スタイル設定:abstract
- 4.4.スタイル設定:sketchy
- 4.5.スタイル設定:maximalist
- 4.6.スタイル設定:handmade
- 4.7.スタイル設定:intricate
- 4.8.スタイル設定:illustration
- 4.9.スタイル設定:painting
- 4.10.スタイル設定:ink drawing
- 4.11.スタイル設定:digital art
- 4.12.スタイル設定:watercolor
- 4.13.スタイル設定:oil painting
- 4.14.スタイル設定:acrylic painting
- 4.15.スタイル設定:digital illustration
- 4.16.スタイル設定:cool tones
- 4.17.スタイル設定:pencil
- 4.18.スタイル設定:pastels
- 4.19.スタイル設定:baroque
- 4.20.スタイル設定:複数の組み合わせ
- 5.まとめ
記事概要
Image FXは、テキストによるプロンプト(指示)に基づいて画像を生成するAIツールです。本記事では、Image FXで利用できる様々な画像スタイルについて、具体的な例を挙げながら分かりやすく解説します。
このような方におすすめです
- Image FXに興味がある方
- AIによる画像生成に興味がある方
- 様々な画像表現を学びたい方
Google Image FXとは?
Image FXは、AI技術を活用したGoogleの画像生成ツールです。テキストプロンプトを入力するだけで、高品質な画像を生成することができます。
Image FXの最大の特徴は、多様な画像スタイルに対応していることです。現実の写真のような質感から、絵画、スケッチ、漫画、抽象画のような質感まで、様々な表現方法で画像を生成することができます。
Image FXに関する解説は、こちらの記事もご覧ください。
画像スタイルとは?
Image FXでは、「35mm film」や「baroque」など、さまざまなスタイルを設定して画像を作成することができます。
設定は生成パネルの左下に表示されたタブから選択しましょう。また、スタイルは複数選択が可能です。さらに、「もっと作成」をクリックすると異なるスタイル候補を表示できます。
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画像スタイルのバリエーション
画像スタイルは、その選択したタブをクリックすると別のバリエーションが表示されます。![]() |
画像スタイルは手入力でも可能
画像スタイルは、タブから選択することもできますが、一部しか表示されないため、もし、好みのスタイルが無い場合はプロンプトに直接キーワードを追記しましょう。
以下ではプロンプトに「sketch」を追記しています。
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sketch |
スタイルを用いた画像生成
ここからは、同じプロンプトを使用し、スタイル設定を変えて画像のバリエーションを作成していきます。
プロンプト(日本語):公園で遊ぶふわふわの柴犬
プロンプト(英 語):fluffy Shiba Inu playing in the park
スタイル設定:なし
スタイル設定をしていないノーマルな画像です。
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スタイル設定なし |
スタイル設定:35mm film
35mmフィルムで撮影されたような写真の質感を表現します。粒状感や色合いなど、フィルム写真特有の雰囲気を再現できます。
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35mm film |
スタイル設定:abstract
現実の再現ではなく、形や色を用いて感情や概念を表現するスタイルです。偶然性や即興性を重視した画像を生成するのに適しています。
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abstract |
スタイル設定:sketchy
手描きのスケッチやラフ画のような質感を表現するスタイルです。線のタッチ: 輪郭線や陰影線がはっきりしており、手描きの線の動きが感じられます。
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sketchy |
スタイル設定:maximalist
豊かさや多様性を追求し、装飾や要素が豊富に盛り込まれるスタイルです。シンプルさやミニマリズムの反対の概念として捉えられることが多いです。
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maximalist |
スタイル設定:handmade
手作りのような温かみや素朴さを表現するスタイルです。機械的な均一さではなく、手作業ならではのゆらぎやムラが、味わい深さを生み出します。
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handmade |
スタイル設定:intricate
複雑で入り組んだ、「精巧な」といった意味を持つスタイルです。多くの要素が組み込まれ、情報量の多い画像になります。
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intricate |
スタイル設定:illustration
イラストレーション、挿絵、図解など、特定のテーマや内容を視覚的に表現するスタイルです。子供向けの絵本や教材のような、親しみやすい雰囲気が生まれます。
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illustration |
スタイル設定:painting
絵画のような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像に筆致や色彩、質感などが加わり、油絵、水彩画など、様々な絵画の表現を楽しむことができます。
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painting |
スタイル設定:ink drawing
インクで描かれた絵のような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像に墨の濃淡や筆致、かすれなどが加わり、手描きの味わいが生まれます。
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ink drawing |
スタイル設定:digital art
デジタル技術を用いて制作されたアート作品全般を指す、非常に幅広いスタイルです。このスタイルを適用すると、画像にデジタルならではの表現が加わり、鮮やかで多様な色彩、独特の質感、抽象的な形状など、様々な表現を楽しむことができます。
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digital art |
スタイル設定:watercolor
水彩画のような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像に水彩絵具の滲みや透明感、淡い色彩などが加わり、瑞々しく繊細な表現が生まれます。
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watercolor |
スタイル設定:oil painting
油絵のような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像に油絵具の深みのある表現が生まれます。
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oil painting |
スタイル設定:acrylic painting
アクリル絵画のような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像にアクリル絵具の鮮やかさやマットな質感などが加わり、現代的でポップな表現が生まれます。
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acrylic painting |
スタイル設定:digital illustration
手描き感や親しみやすさに加え、デジタルならではの表現を取り入れたい場合に最適なスタイルです。このスタイルを適用すると、多様な表現を楽しむことができます。
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digital illustration |
スタイル設定:cool tones
寒色系の色調を生かした、涼しげで落ち着いた表現を追求するのに最適なスタイルです。このスタイルを適用すると、画像に青や緑、紫などの寒色系の色が強調されます。
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cool tones |
スタイル設定:pencil
鉛筆で描かれたような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像に鉛筆の線や陰影、かすれなどが加わり、手描きの温かみが生まれます。
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pencil |
スタイル設定:pastels
パステル画のような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像にパステル独特の柔らかい色合いや、粉っぽさ、ぼかしなどが加わり、温かく優しい表現が生まれます。
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pastels |
スタイル設定:baroque
バロック美術のような質感を表現するスタイルです。このスタイルを適用すると、画像に躍動感や装飾性、明暗のコントラストなどが加わり、力強い表現が生まれます。
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baroque |
スタイル設定:複数の組み合わせ
Image FXでは、プロンプト(指示文)に複数のキーワードを含めることで、スタイルを組み合わせた画像を生成できます。
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calm、dynamic、abstract、handmade、watercolor、dslr |
まとめ
Google Image FXは、テキストプロンプトに基づいて高品質な画像を生成できるAIツールです。多様な画像スタイルに対応しており、組み合わせやプロンプトの工夫によって、さらに表現の幅を広げることができます。
デザイン、イラストレーション、画像加工など、様々な分野で活用できる可能性を秘めています。ぜひ、Image FXを試して、あなたのイメージを形にしてみてください。